非営利教育組織であるスカイラボは、デザイン思考を取り入れた女子STEM教育の提供、および、その成果を定量的にとらえ分析することに取り組んでいます。
スカイラボのプログラム参加にする女子中高生と保護者の方々は、米国を代表する教育機関であるスタンフォード大学のチームが作成したサーベイを通じて、最先端の国際研究活動に寄与しています。
2016年度のサーベイでは、スカイラボのワークショップは、受講者のSTEMに関する興味や意欲を増加させ、クリエイティブ・コンフィデンス(Creative Confidence)* を向上させた、という研究結果が出ています。
スカイラボは独自のカリキュラムで、女子中高生が持つ潜在的可能性を引き出し、STEM領域で活躍する女性の数を増やし、日本のイノベーションを支える人材の育成を支えています。
*クリエイティブ・コンフィデンスとは、「クリエイティブ・マインドセット:想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法」を執筆したトム・ケリー氏が提唱する概念。革命的で斬新な発想の根源にあるのは人々への共感 (empathy)であり、創造性は「自分は創造的だ」と信じるところから生まれる(クリエイティブ・コンフィデンス)。
適切なメソッドやツールを使って、人はそのクリエイティブ・コンフィデンスの潜在能力を引き出すことができる、という考え方。